俺の彼女は魔法使い
何て言うか…まぁ良いんだけど…

彼には悪いが、そんな彼に教える俺の気分は、まるで中学生に教えているよう…

そ、それは置いといて、彼女、楠木さんはというと、俺から見て左側、後ろから2番目に座っている

彼女はこの授業では、よく友達と3人で行動している

席は3人掛けだが、ちょうど2人ずつで座るのがベストだからか、彼女は1人2人の前の席に座っていた

彼女の隣に人がいないからか、左を見るとちょうど彼女が視界に入るかたち


…学籍番号は俺の方が前だから、何だか後ろから見るのは新鮮な感じがする


そんな事をふと考えながら、再び教科書に目を戻した


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