夏を待つ太陽

限界








喧嘩しては仲直りするものの、私たちには限界が来ていた。










「今日は?」










「友達んち泊まる。」

















はあ、なんなの。














空気が悪くなって遊びにくることも減った。












話しかけても、無愛想になって











目があっても、逸らされて












ついには連絡まで途絶えた。








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