蜜月身ごもり婚~クールな旦那様のとろ甘な愛に溺れそうです~【華麗なる結婚シリーズ】
月曜日、時間を見て蓮人兄さまも一緒に行くと言ってきかなかった上に、お父さんの華道の展覧会の打ち合わせもあったため、夕方病院へと行くことにした。
実家まで迎えにくるという蓮人兄さまに、過保護だなと思いつつお母さんとリビングでお茶をしながら待っていた。
まだ確定でもないので、妊娠しているかもという話はしないことにして、目の前で結婚式の話をするお母さんに相槌を打つ。
「奥様、お嬢様、蓮人様がいらっしゃいました」
ずっと手伝ってくれているお手伝いの、斎藤さんがにこやかな笑みを浮かべて私たちに声を掛ける。
「ありがとう」
にこやかにお母さんが斎藤さんに言った後、蓮人兄さまが入って来るのがわかった。
「おかえりなさいませ」
立ち上がっていった私に、蓮人兄さまがそれを阻止する。
実家まで迎えにくるという蓮人兄さまに、過保護だなと思いつつお母さんとリビングでお茶をしながら待っていた。
まだ確定でもないので、妊娠しているかもという話はしないことにして、目の前で結婚式の話をするお母さんに相槌を打つ。
「奥様、お嬢様、蓮人様がいらっしゃいました」
ずっと手伝ってくれているお手伝いの、斎藤さんがにこやかな笑みを浮かべて私たちに声を掛ける。
「ありがとう」
にこやかにお母さんが斎藤さんに言った後、蓮人兄さまが入って来るのがわかった。
「おかえりなさいませ」
立ち上がっていった私に、蓮人兄さまがそれを阻止する。