蜜月身ごもり婚~クールな旦那様のとろ甘な愛に溺れそうです~【華麗なる結婚シリーズ】

このままずっとベッドにいたい気持ちだが、お腹のチビのことを考えればそうもいかない。
無理をさすわけにはいかない。
そう思うと、俺は諦めて小さく息を吐くと「起きようか」と鏡花に声を掛ける。

「もう少しだけ、蓮人さんと一緒がいい」
真っ赤になりながらも、うるんだ瞳で見る鏡花に、俺の理性はもう限界だった。

鏡花に何度も口づけて、優しくお腹にもキスをする。
気遣うように甘く言葉を掛けながら、鏡花の中へと身体を埋める。

幸せだ。

この言葉を素直に言える自分が意外に最近気にっている。

「今日はゆっくりしよう」
息を整えながら俺に微笑む鏡花に、そっとキスをしながら言えば、鏡花は頷きゆっくりと目を閉じた。

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