蜜月身ごもり婚~クールな旦那様のとろ甘な愛に溺れそうです~【華麗なる結婚シリーズ】
そんなことをぐるぐる考えていると、結構な時間が立っていたのだろう。
「鏡花、寝てないか?」
蓮人兄さまの呼ぶ声に我に返る。
「はい、もうでます」
「眠っていないならいい。ゆっくりしろ」
慌てて声を掛けると、安堵したような声が聞こえる。
やっぱり蓮人兄さまは優しい。
私はそう思いながら、お風呂から上がった。
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