何億もの星に想いをのせて。〜キミには敵わない〜

でも、キミはずっと待っても帰ってこなかった。


『裏切られたんだっ。』


『花っ。俺を捨ててっ。』


だから、ある時からこう思うようになっていた。

時が過ぎるにつれて。


『花、お前を許さない。』


『憎い。憎い!!』


『殺してやる!』


こんな汚い感情を俺は覚えてしまったんだ。

あぁ、、、。醜い。醜いな、俺は。
< 105 / 204 >

この作品をシェア

pagetop