何億もの星に想いをのせて。〜キミには敵わない〜

キミがこの学校にいると分かったとき

『やっと殺せる』とそう呟いた。

けど、本当は"やっと会える"。

そう思ってたじゃないか。


キミが隣にいる。

それだけで安心して。

俺は本当の笑顔だった気がする。

いつの間にか偽りの笑顔も無くなってた。


キミに「ねぇ、私を殺したいの?」って聞かれてた時、

やっと俺の想いをわかってくれる。

楽になれるって嬉しかったんだ。

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