何億もの星に想いをのせて。〜キミには敵わない〜

「だだいま〜。」とみんなの声が聞こえる。

何人か怪我をしてるみたいだし、手当てを。


俺は棚から薬箱を取り出し、


『怪我のあるヤツの手当てを手伝ってくれ。』


と下っ端に呼びかけた。




みんな、そこまで重症ではないようだ。

折れている奴もいない。

アザがあるくらいだ。やっぱり、ここは強い。

最高のチームだな。

そこに、俺なんかがいていいのか。

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