何億もの星に想いをのせて。〜キミには敵わない〜


『俺はけじめをつける。だから、花とももう会わない。お前らとも。此処を出て行く。』

『ありがとう。』と皆んなにいって。






後ろで皆んなが叫んでいる。


「それは止めない。だか、いつでも待っている」


俺は皆んなが口々に言う中、そんな声だけが耳に届いた。


そして、俺は皆んなの前から姿を消した。

 
『やっぱり愛してるキミには、敵わない。』
そう呟いて消えていった。

< 202 / 204 >

この作品をシェア

pagetop