何億もの星に想いをのせて。〜キミには敵わない〜
俺はあの暗闇で一人だったのに。
毎日、毎日。ずっーとだ。
分かるか?
分からないだろ?花には。絶対に。
『‥ねぇ花、花は後悔したことある?』と俺はあの時のことを考えていると、とっさに花に聞いてしまった。
やべっ。そんなこと聞いても意味ないのにな。
何やってんだよ俺はっ。
話題を変えようとした時、
「んー。ないよ!」と花が言った。
俺はそれを聞いて、思ったんだ。
やっぱり、俺の痛みを分かればいい。
思い知ればいい。