トップリーガーの恋～おまえの心にトライする～

湊斗は車で大人しく待っているが、本当は一緒に買い物に行きたい。

自分がお願いした事なのに、 苛立ちを覚える。

20分位経った頃、店から出てくる澪。

周りの視線を集めている。

澪は全く気づいていないのか…。横を歩いて牽制したい。

「お待たせ～」と両手いっぱいの荷物。

湊斗は受け取り後ろへ置く。

「いっぱい買ったなぁ～」と呟くと、

「湊斗が何食べたいか聞き忘れて。色々買っちゃった！」と何とも可愛い澪。

湊斗は頬が赤くなる。可愛すぎ。ヤバイ。
初めて好きになった相手にこんな可愛い事言われたらどうしたらいいんだ？？とひとり葛藤する。

澪を大事にしたい気持ちは山々だが、我慢出来るか自信がない…。