トップリーガーの恋~おまえの心にトライする~
コンシェルジュカウンターには、男女ふたりのコンシェルジュがいた。
「こんにちは。福田様」と女性スタッフが若干声色を高く声を掛ける。
「こんにちは。入室許可の申請をしたいんですが」と湊斗が言うと、湊斗しか見えてなかったのか澪に目を向け一瞬顔を顰めた。
湊斗は気づかなかったが、澪は見逃さなかった。
極力関わらないようにしようと思った。
「畏まりました。こちらに記入をお願いします」と渡された用紙。
名前・住所・電話番号を記入する欄がある。
澪は、一瞬この女性に知られたくないと思ったが、出入りには必要なので渋々記入した。
「ありがとうございます。登録しておきます」不自然な笑顔。きっと気づいているのは澪だけだろう。
「よろしく」と声を掛け、湊斗は澪を連れてエレベーターに向かうのだった。
「こんにちは。福田様」と女性スタッフが若干声色を高く声を掛ける。
「こんにちは。入室許可の申請をしたいんですが」と湊斗が言うと、湊斗しか見えてなかったのか澪に目を向け一瞬顔を顰めた。
湊斗は気づかなかったが、澪は見逃さなかった。
極力関わらないようにしようと思った。
「畏まりました。こちらに記入をお願いします」と渡された用紙。
名前・住所・電話番号を記入する欄がある。
澪は、一瞬この女性に知られたくないと思ったが、出入りには必要なので渋々記入した。
「ありがとうございます。登録しておきます」不自然な笑顔。きっと気づいているのは澪だけだろう。
「よろしく」と声を掛け、湊斗は澪を連れてエレベーターに向かうのだった。