トップリーガーの恋~おまえの心にトライする~
ふたりはダイニングテーブルに座る。

「いただきます」

「お口に合えばいいんだけど」

澪の心配をよそに、
「ウマイ!」と食べる湊斗。

「良かった。いっぱいあるから沢山食べてね」
澪は、スポーツ選手がどれ位食べるかわからず沢山作っていた。余れば後日食べてもらえばいいと思って。だがガッシリとしてはいるが、細めな湊斗のどこに入るのか、あっという間に料理を平らげて行く。

スポーツマンいやラガーマン恐るべし。

見ていて気持ちがいい。

「ご馳走様~」綺麗に完食。

「沢山食べてくれて嬉しい」

「めちゃくちゃ美味かった」

「良かった。ご実家が御料理屋さんだから緊張した」澪の本音。

「俺は、澪の味付けスゴイ好き」嬉しいことを言ってくれる。

「また作るね」湊斗が胃袋を掴まれた日でもあった。




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