トップリーガーの恋~おまえの心にトライする~
交際宣言??
警察署を後にしたふたりは、颯斗の家へ戻ってきた。

颯斗と理桜、チームマネージャーや関係者が待っていた。

まずは、マンションのオーナー会社と管理会社からの謝罪。

「この度は、あってはならない不祥事を引き起こし申し訳ありませんでした」

「頭を下げられても…。」と澪。

「住人は、あなた方を全面的に信用して鍵をお預けしてるんです」

ひと言も返せない面々。

「こんなことが二度とないようにお願いします」

「もちろんです」

「ただ、俺はあの部屋に住む気がしない。何度か入られてたり盗聴器を仕掛けられたり、全くないとは言い切れませんよね?」

「仰るとおりです」

マンションの事は後日しっかり保証する約束で、帰って行った。

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