トップリーガーの恋~おまえの心にトライする~
2時間くらいたった頃、自主トレ終わりの颯斗とマネージャーと話をしていた湊斗が、同じタイミングでロッカールームで顔を合わせた。
「颯斗、今日はこれで終わりか?」
「ああ。湊斗は?」
「俺は、明日からストレッチと軽く体を動かす所から始めるから今日は終わりだ」
「飯食って帰るか?」
「ああ。颯斗も今日車だよな?」
「どっち置いて帰る?」
同じマンションのふたりは、帰るタイミングが一緒の時はよく食事に行くのだが、どちらかの車を置いて帰り翌日一緒に練習場に来るのだ。
「湊斗は病み上がりだし、俺が運転するわ」
「じゃあ、よろしく」
ふたりはロッカーを出て、駐車場に向かう。
警備員のいる入口の向こうは少しザワついている気がする。
「颯斗、今日はこれで終わりか?」
「ああ。湊斗は?」
「俺は、明日からストレッチと軽く体を動かす所から始めるから今日は終わりだ」
「飯食って帰るか?」
「ああ。颯斗も今日車だよな?」
「どっち置いて帰る?」
同じマンションのふたりは、帰るタイミングが一緒の時はよく食事に行くのだが、どちらかの車を置いて帰り翌日一緒に練習場に来るのだ。
「湊斗は病み上がりだし、俺が運転するわ」
「じゃあ、よろしく」
ふたりはロッカーを出て、駐車場に向かう。
警備員のいる入口の向こうは少しザワついている気がする。