トップリーガーの恋~おまえの心にトライする~
翌日練習場に向かった湊斗。
祖父が倒れたばかりなのに、何故か機嫌がいい。理由を察するのは颯斗だけ。
「おはよう。昨日は、電話で邪魔したな」
「イヤ。昨日お前のおじいさんの件であの後もスタッフと話してたら遅くなって、理桜ちゃんを送る途中で飯食って帰ったんだ」
「山口さんにも迷惑掛けたから、お礼言わないとな」
「理桜ちゃんが言ってたぞ。本城さんがあそこに居なかったらあんなにスムーズ処置出来てなかったって。あんな場面でも冷静に迷いなく判断できて尊敬する先輩だって」
「ああ。本当に感謝してる。お礼をって言ったら断られたし、食事に誘った。けど、時間が合えばって曖昧な返事だった。申し訳ないけど、本城さんが日勤の日を山口さんに聞いてもらえないか?頼ってばかりで申し訳ない」
「ああ。聞いてみる。俺こそ、お前のお陰で理桜ちゃんに告白しようと思う気持ちになってるんだ」
「お前はもう付き合ってるみたいなもんだろ。俺は頑張らないと」
祖父が倒れたばかりなのに、何故か機嫌がいい。理由を察するのは颯斗だけ。
「おはよう。昨日は、電話で邪魔したな」
「イヤ。昨日お前のおじいさんの件であの後もスタッフと話してたら遅くなって、理桜ちゃんを送る途中で飯食って帰ったんだ」
「山口さんにも迷惑掛けたから、お礼言わないとな」
「理桜ちゃんが言ってたぞ。本城さんがあそこに居なかったらあんなにスムーズ処置出来てなかったって。あんな場面でも冷静に迷いなく判断できて尊敬する先輩だって」
「ああ。本当に感謝してる。お礼をって言ったら断られたし、食事に誘った。けど、時間が合えばって曖昧な返事だった。申し訳ないけど、本城さんが日勤の日を山口さんに聞いてもらえないか?頼ってばかりで申し訳ない」
「ああ。聞いてみる。俺こそ、お前のお陰で理桜ちゃんに告白しようと思う気持ちになってるんだ」
「お前はもう付き合ってるみたいなもんだろ。俺は頑張らないと」