トップリーガーの恋~おまえの心にトライする~
「今から直接マンションに向かっていいか?」

「夜ご飯とかはどうする?」

「あ~、個室のある所に行く?」

「良かったら私が作るよ」

「マジで?!」

「迷惑じゃなかったら…。」

「いや。寧ろ大歓迎」

「あっ、自炊しないんだっけ?調理器具とかある?」

「それは問題ない。妹がたまに押しかけてきて料理するから一通り揃ってる」

「じゃあ、スーパーに寄ってもらえる?」

「ああ」

そんなやり取りの後、着いたスーパーの駐車場。

当たり前の様に湊斗も着いて来ようとする。

「あの。湊斗は車で待ってて」

「何で?」

「まだ、私達の事は秘密でしょ?」

「…。」しょうが無いが着いていきたい湊斗。

「じゃあ、ちょっと行ってくるね」と澪はあっという間にスーパーに入って行った。



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