浮気ものに出てくる「ケバい女の子」は悪ですか?
前々から、作者はこう考えていました。
「ケバい女の子」は、「悪」なのか?
ヒロインの愛しい恋人・彼氏さんに、媚態を示す彼女達。
彼氏さんを、Aとおきます。
Aには彼女であるヒロインがいます。
「ケバい女の子」を、Bとおきます。
ヒロインは、Aの事が好きですよね?
けれど、Bも、Aの事が好きなんです。
Aはヒロインの恋人でも、諦められないくらい好きだから、派手な化粧をほどこし、甘い香水をつけて、少しでもAに振り向いてもらいたい。
恋する心は、ヒロインもBも、同じではないでしょうか?
ただ、恋心を伝える方法が違うだけです。
「ケバい」と思われる化粧も香水も、少しわざとらしい 語尾を伸ばした、甘えた話し方も、好きな男の人に、振り向いてもらいたいから。見てもらいたいから。意識してもらいたいから。
作者は、そう考えています。