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* 「お前の血が甘かったから」 * 「なあ、いい子だからもう一回言って」 * 雪村は俺の好みじゃない。 だから恋にもならない。 まあ、絶対なんて、言わないけど。 * 『首筋に、甘噛み。』の藤堂先輩の兄視点のお話。 オカルトに興味のある雪村さんと、彼女が一番好きなヴァンパイアである藤堂さん。ガラスの破片で流した血を舐め、満月の夜に、首筋を噛む。 これは、満月が見守るある一室での秘密ごと。