わんこな後輩彼氏の話。
私たちは屋上に行くと、向かい合って座った。
一応真面目な学生ってことで通ってるから、お説教タイム。
「ねぇ、遥叶」
「……はい」
「入学して何日目だろう」
「3日目」
「制服着崩すには早いと思わない?」
「……そうだね」
しゅんっと小さくなっちゃう遥叶。
可愛い、可愛いけどここは、ちゃんとしなきゃ。
ほら、弟の面倒見てる気分で、ちゃんと。
「制服だけはちゃんと着ようか?」
「……桃萌ちゃんは、真面目なのが好き?」
上目遣いで私を見る遥叶は2人っきりの時だけの呼び方で私を呼ぶ。
「私はTPOをわきまえてる人が好き」
「……じゃあちゃんと着る」
「ん、いい子。じゃ、パーカー脱いで」
遥叶は私をチラチラ見ながらパーカーを脱ぐ。
そんな遥叶のシャツのボタンを留めて、ネクタイをかける。
「結べる?」
「……わかんない」
一応真面目な学生ってことで通ってるから、お説教タイム。
「ねぇ、遥叶」
「……はい」
「入学して何日目だろう」
「3日目」
「制服着崩すには早いと思わない?」
「……そうだね」
しゅんっと小さくなっちゃう遥叶。
可愛い、可愛いけどここは、ちゃんとしなきゃ。
ほら、弟の面倒見てる気分で、ちゃんと。
「制服だけはちゃんと着ようか?」
「……桃萌ちゃんは、真面目なのが好き?」
上目遣いで私を見る遥叶は2人っきりの時だけの呼び方で私を呼ぶ。
「私はTPOをわきまえてる人が好き」
「……じゃあちゃんと着る」
「ん、いい子。じゃ、パーカー脱いで」
遥叶は私をチラチラ見ながらパーカーを脱ぐ。
そんな遥叶のシャツのボタンを留めて、ネクタイをかける。
「結べる?」
「……わかんない」