わんこな後輩彼氏の話。
……違うか、私が悪いんだよね、さすがにこれは。
好きな人のことになるとこうなっちゃうよね。
うん、仕方ない。
「遥叶〜」
「、ふぇ……な、なーに?」
「あーん」
「へ……へ!?な、な、なっ、むっ、無理だよ!」
「私が作った卵焼きだけど、食べない?」
「……た、たべたい」
顔を真っ赤にさせて尻尾を振りだすわんこ。
ちょろい。
「ん、あーん」
「あ……あーん…………おいひ」
「それは良かった。ね、遥叶」
「な、に?」
「私は、遥叶のことが好きだよ?」
「〜っ、し、知ってるもんっ」
「そんなに心配しなくたって遥叶から離れたりしないし、野球部の男も誰か知らないし、その噂聞いたこともないから、大丈夫だよ」
「……ほんと?」
「疑り深いね、遥叶は」
「桃萌ちゃん、手放したくないんだもん。
せっかく1年も待って、頑張って、手に入れたのに……離れてっちゃったらもう僕生きてけない」
「うん。知ってる。遥叶の世界の中心は私だもんね」
「うん」
好きな人のことになるとこうなっちゃうよね。
うん、仕方ない。
「遥叶〜」
「、ふぇ……な、なーに?」
「あーん」
「へ……へ!?な、な、なっ、むっ、無理だよ!」
「私が作った卵焼きだけど、食べない?」
「……た、たべたい」
顔を真っ赤にさせて尻尾を振りだすわんこ。
ちょろい。
「ん、あーん」
「あ……あーん…………おいひ」
「それは良かった。ね、遥叶」
「な、に?」
「私は、遥叶のことが好きだよ?」
「〜っ、し、知ってるもんっ」
「そんなに心配しなくたって遥叶から離れたりしないし、野球部の男も誰か知らないし、その噂聞いたこともないから、大丈夫だよ」
「……ほんと?」
「疑り深いね、遥叶は」
「桃萌ちゃん、手放したくないんだもん。
せっかく1年も待って、頑張って、手に入れたのに……離れてっちゃったらもう僕生きてけない」
「うん。知ってる。遥叶の世界の中心は私だもんね」
「うん」