わんこな後輩彼氏の話。
黒い虫を処分して、手を洗って、桃萌ちゃんの元に戻る。
「……ぐすっ」
「な、泣かないで〜〜、大丈夫だよっ、ちゃんとバイバイしてきたよぉ〜」
桃萌ちゃんは半泣きになって僕を上目遣いで見上げるから、ちょっと色々こらえきれずにぎゅーっと抱きしめる。
「……遥叶」
「ん?」
「掃除しよ」
「……へ?」
「昨日頑張って掃除してくれた遥叶には悪いけど、掃除しよ。そうじゃなきゃ、2度とこの部屋来ない」
「ふぇっ!?だ、だめっ」
「ほら、早く掃除機持ってきて。ゴミ袋も」
「わ、わかった」
突然のお掃除タイムです。
「じゃあ遥叶。まず」
「まず?」
「恥ずかしいのは先に隠して?」
「へ?」
「思春期男子はなんか色々持ってるって言うじゃん?
私に見られて恥ずかしいのは今すぐに隠して?」
「……ぐすっ」
「な、泣かないで〜〜、大丈夫だよっ、ちゃんとバイバイしてきたよぉ〜」
桃萌ちゃんは半泣きになって僕を上目遣いで見上げるから、ちょっと色々こらえきれずにぎゅーっと抱きしめる。
「……遥叶」
「ん?」
「掃除しよ」
「……へ?」
「昨日頑張って掃除してくれた遥叶には悪いけど、掃除しよ。そうじゃなきゃ、2度とこの部屋来ない」
「ふぇっ!?だ、だめっ」
「ほら、早く掃除機持ってきて。ゴミ袋も」
「わ、わかった」
突然のお掃除タイムです。
「じゃあ遥叶。まず」
「まず?」
「恥ずかしいのは先に隠して?」
「へ?」
「思春期男子はなんか色々持ってるって言うじゃん?
私に見られて恥ずかしいのは今すぐに隠して?」