わんこな後輩彼氏の話。
そんな人が今は僕の彼女で、僕のベットの上で僕の膝を枕にして、僕の枕を抱き枕にして寝ているのだ。
……しょーじき、耐えれてる僕を褒めてあげたい。
どうにか気持ちをそらすためにスマホをとった。
思わず中学の頃からの友達に連絡を入れる。
『ねえねえねえねえ!!!
桃萌ちゃんが寝た!!!!』
返信は早かった。
『襲え』
……怒るぞ。
『くたばれ』
『なんでだよ、せっかくの先輩だろ?
今しかないだろ』
『消えろ』
『健全な男子高校生って、そんなもんだろ』
「……なんだこいつ」
「……は、るか?」
僕のつぶやきに目を覚ましたのか、桃萌ちゃんが僕のスマホを取る。
「あ、ちょっ」
「誰?……って、男か」
……しょーじき、耐えれてる僕を褒めてあげたい。
どうにか気持ちをそらすためにスマホをとった。
思わず中学の頃からの友達に連絡を入れる。
『ねえねえねえねえ!!!
桃萌ちゃんが寝た!!!!』
返信は早かった。
『襲え』
……怒るぞ。
『くたばれ』
『なんでだよ、せっかくの先輩だろ?
今しかないだろ』
『消えろ』
『健全な男子高校生って、そんなもんだろ』
「……なんだこいつ」
「……は、るか?」
僕のつぶやきに目を覚ましたのか、桃萌ちゃんが僕のスマホを取る。
「あ、ちょっ」
「誰?……って、男か」