わんこな後輩彼氏の話。
「可愛くないもん。
桃萌ちゃんが可愛いから心配してるのっ」
「ありがと、遥叶」
──────────
そんなこんなで放課後。
「好きだねぇほんと」
生徒会室。
「七海さんのどこがいいんだか」
ディスられてます。
「全部がいいんですっ!」
一緒に掃除をしようと言った遥叶と生徒会長は掃除をしている私の横で痴話喧嘩。
「七海さん、俺に回ってきた情報によると去年30回くらい告白されてるからね?
全部フッてるし」
「僕のこと待っててくれたんですーっ」
「ふーん。だから俺もフラれたわけか」
「は!?桃萌ちゃん!?」
勢いよく私を振り返った遥叶はめっちゃ泣いてる。
普段なら七海先輩、なんて誤魔化すところも、普通に桃萌ちゃん、って。
「だって告白されたからさ?
遥叶待ってる私としてはフるでしょ?」
「ちがくてっ!オオカミじゃんっ!!」
「腕さえ捕まえられなきゃ、大丈夫だよ」
桃萌ちゃんが可愛いから心配してるのっ」
「ありがと、遥叶」
──────────
そんなこんなで放課後。
「好きだねぇほんと」
生徒会室。
「七海さんのどこがいいんだか」
ディスられてます。
「全部がいいんですっ!」
一緒に掃除をしようと言った遥叶と生徒会長は掃除をしている私の横で痴話喧嘩。
「七海さん、俺に回ってきた情報によると去年30回くらい告白されてるからね?
全部フッてるし」
「僕のこと待っててくれたんですーっ」
「ふーん。だから俺もフラれたわけか」
「は!?桃萌ちゃん!?」
勢いよく私を振り返った遥叶はめっちゃ泣いてる。
普段なら七海先輩、なんて誤魔化すところも、普通に桃萌ちゃん、って。
「だって告白されたからさ?
遥叶待ってる私としてはフるでしょ?」
「ちがくてっ!オオカミじゃんっ!!」
「腕さえ捕まえられなきゃ、大丈夫だよ」