わんこな後輩彼氏の話。
すると三崎先輩が私の後ろについた。
思わず、勢いで振り返る。
「なんもしないよ、ちゃんと掃除してくれなきゃ俺が部活行けないよー」
「あっはいすいません、あとゴミ取っちゃえば終わりなんで」
私はゴミを捨てると、ホウキを片付けた。
「終わりました」
「はいお疲れ様。帰ってください」
不機嫌に涙をこぼす遥叶の手を引いて昇降口に向かう。
「遥叶、怒んないでよ」
「なんで桃萌ちゃんそんな可愛くなっちゃったの?
モテないでよ」
「私は遥叶だけだって」
病んでるわ、これは。
ほんと、可愛いなぁ。
「もうやだ……桃萌ちゃん、家から一歩も出ないで?
僕が養ってあげるから、お家で待っててよ……」
思わず、勢いで振り返る。
「なんもしないよ、ちゃんと掃除してくれなきゃ俺が部活行けないよー」
「あっはいすいません、あとゴミ取っちゃえば終わりなんで」
私はゴミを捨てると、ホウキを片付けた。
「終わりました」
「はいお疲れ様。帰ってください」
不機嫌に涙をこぼす遥叶の手を引いて昇降口に向かう。
「遥叶、怒んないでよ」
「なんで桃萌ちゃんそんな可愛くなっちゃったの?
モテないでよ」
「私は遥叶だけだって」
病んでるわ、これは。
ほんと、可愛いなぁ。
「もうやだ……桃萌ちゃん、家から一歩も出ないで?
僕が養ってあげるから、お家で待っててよ……」