わんこな後輩彼氏の話。
* * *
「なぁ、遥叶〜」
「……」
「遥叶〜?顔死んでるぞ?」
「……桃萌ちゃん、いなかった」
「桃萌ちゃん?あぁ、七海先輩か。
だからお前はここにいんのか?」
「……桃萌ちゃんん」
放課後、桃萌ちゃんを迎えに行ったら、お昼同様いなかった。
自分の教室に戻ってたまたまいた中学からの友達、片寄を捕まえて泣き喚いてる。
ほんとに嫌われちゃったかもしれない。
やだよぉ〜桃萌ちゃん〜っ、
「泣くぐらいならちゃんと話せよ」
「……桃萌ちゃんにこれ以上嫌われたくない」
「はぁ……、アホか。あぁ、ほら、七海先輩きたぞ」
「へ!?」
たしかに、こいつの目線の先には桃萌ちゃん。
「遥叶、迎えにきた」
「な、なんで……?」
「なぁ、遥叶〜」
「……」
「遥叶〜?顔死んでるぞ?」
「……桃萌ちゃん、いなかった」
「桃萌ちゃん?あぁ、七海先輩か。
だからお前はここにいんのか?」
「……桃萌ちゃんん」
放課後、桃萌ちゃんを迎えに行ったら、お昼同様いなかった。
自分の教室に戻ってたまたまいた中学からの友達、片寄を捕まえて泣き喚いてる。
ほんとに嫌われちゃったかもしれない。
やだよぉ〜桃萌ちゃん〜っ、
「泣くぐらいならちゃんと話せよ」
「……桃萌ちゃんにこれ以上嫌われたくない」
「はぁ……、アホか。あぁ、ほら、七海先輩きたぞ」
「へ!?」
たしかに、こいつの目線の先には桃萌ちゃん。
「遥叶、迎えにきた」
「な、なんで……?」