わんこな後輩彼氏の話。
でもさ、遥叶と同じくらい、しれっと私もヤキモチ焼きなわけだよ。
遥叶が朝から家に来て楓葉と楽しそうに話してるだけでもう朝からテンションダダ下がりだし、体育の後のネクタイは誰に結んでもらってるんだろ〜って、考えるだけで授業は集中できないし。呼び出されたって聞いたら、その女に回し蹴り食らわしたいくらいイライラしちゃうの。
女と部屋で2人きり?
そんなの聞こうもんなら、病んじゃうよ。
……次、こんなことあったら私が遥叶のこと、閉じ込めちゃうかも」
……なんだこの可愛い生き物は。
僕がそわそわしながら1年間勉強してたのとおんなじように、ももちゃんもソワソワしながら僕のこと、待っててくれてた。
それが、すっごく嬉しくて、今すぐにでも抱きしめたいくらい。
……お店だからできないけど。
「そんなの、ないよ。
僕、桃萌ちゃんだけだから。
桃萌ちゃん以外に変な気起こしたりしないよっ」
「……ほんとに?」
遥叶が朝から家に来て楓葉と楽しそうに話してるだけでもう朝からテンションダダ下がりだし、体育の後のネクタイは誰に結んでもらってるんだろ〜って、考えるだけで授業は集中できないし。呼び出されたって聞いたら、その女に回し蹴り食らわしたいくらいイライラしちゃうの。
女と部屋で2人きり?
そんなの聞こうもんなら、病んじゃうよ。
……次、こんなことあったら私が遥叶のこと、閉じ込めちゃうかも」
……なんだこの可愛い生き物は。
僕がそわそわしながら1年間勉強してたのとおんなじように、ももちゃんもソワソワしながら僕のこと、待っててくれてた。
それが、すっごく嬉しくて、今すぐにでも抱きしめたいくらい。
……お店だからできないけど。
「そんなの、ないよ。
僕、桃萌ちゃんだけだから。
桃萌ちゃん以外に変な気起こしたりしないよっ」
「……ほんとに?」