Déjàvu デジャヴ

光にあたって薄茶に透けた長い髪



風で長い髪がなびいて



「ひとは~…」



彼女は呼ばれて振り返った




ひとは




オレの耳に残った

その名前



ズキ…って


胸が痛くなった





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