Déjàvu デジャヴ
真っ直ぐで
無邪気で
キラキラした目で
私を見た
ドキ…ドキ…ドキドキ…ドキドキ…
「折原が泣いた時は
オレが守るから…
…
そばにいて
抱きしめてあげるから…」
「…うん…」
目を伏せた上杉の表情は
大人っぽくて
ドキドキして
「折原、好きだよ…」
そっと唇が重なった
ーーー
重なった唇は艶麗で
「上杉…好き…
ホントに
また会えて、よかったよ…」
ーーーーー
私の頬を優しく包んでくれる
大きな手
髪に触れる長い指
支えてくれる力強い腕
私たちは
まだ子供かもしれないけど
純粋に
真っ直ぐに
恋してるだけ
愛おしい君
君が好きなだけ