マリオネット


ミルクは

ある所を歩いていました。

マスターに会えると信じて。

人形でも、天国へ行けると信じて。


何日、何ヶ月経ったかも分かりません。

動かなくなった足を引き摺りながら

マスターに会う為だけに

毎日 休憩する事なく歩きました。






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