【完】絶対に内緒のふたり暮らし♡1/2


……ということは、『クラスと名前、それから部屋番号を答えろ』とか言っちゃってたけど、私達だって知ってたってこと!?



「総力をあげて忍び込んだ私達を探してたのは……?」


「そうでもしないと、怪しまれる恐れがあるだろう? どんな小さな綻びも潰しておかないとな」



猿芝居もいいとこだ!

な、なんともあざとい……。



「まぁ、他の寮生に見つかっていたら厳しい罰則を与えるつもりではいたが」


「……じゃあ、あの夜部屋に来たのは!?」



707号室に刑事気取りで来た時のことだ。



「俺らの部屋を尋ねてきたのは、探りのつもりだったんだろ」



虹くんがそう言うと、お兄ちゃんは顔色を変えることなく、



「もちろんだ。いかなる場合でも、不純異性交遊は罰則の対象だ」



……なぜかドヤ顔で即答した。

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