君の笑顔に~はじめて恋を知った僕等~
ため息をつきながらあきらのとこにいく

「なにか用ですか?っていうか明さぁ、大声で人の名前呼ばないでよ。」


「お兄ちゃんに向かってあきらって呼ぶのもやめろよな。」


「で、なにか用?」


「あ、これこれ。お前弁当忘れただろ?」


「ありがと。はい!さっさと帰って帰って!!」

あきらの背中ぐーっと押し教室から退場させる


「は~・・・つかれた。」
席に戻ると尾崎が恐い顔をしてた


(っ?どしたんだろ・・・。)


「お、おい。」
低くて恐い声


「ん?」

尾崎が目だけを横にして話し出す

「さ、さっきのって彼氏??」


「へぇ!?」
 
なんで!?あれ兄ですよ!
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