オフィスとは違う彼の裏の顔



ハンバーグと並行して、サラダやスープも作った。


もうすぐできあがるため、金木くんを呼ぶ。




「金木くん、もうすぐできるから、ご飯とスープを入れてほしいの」


だけど金木くんからの返事はない。



火を止め、彼の座るソファのところへ。




Zzz...


寝てる…



ソファに横になり、小さく寝息を立てている。




「金木くん起きて。ご飯できたわよ」



少し体を揺するが起きる様子がない。



「もう」


どうしたら起きてくれるのよ



「名前呼んでくれたら起きます」







「ちょっと金木くん、起きてるなら早く起きてよ」


「俺は今寝てるんです。名前を呼んでくれたらおきますよ」







うぅっ…




「あら…新」



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