オフィスとは違う彼の裏の顔
「運動って…」
「もちろん、夜の営みに決まってるじゃないですか」
私の上に跨りながら、私の服を脱がしてくる。
そっとキスを落とし、私たちは激しく抱き合った。
お互いに汗をかき、汗以外の分泌物もシーツを濡らす。
私の息が上がっていても、金木くんは少ししか上がっていない。
これが歳の差だと思い知らされる。
「南央さん、今日ももう少しの間、このままでもいい?」
彼の言うこのままとは、繋がったまま
そう言う意味だ。
「ええ」
金木くんは後ろから私をお追い込むように抱きしめる。
「南央さんの中、凄く気持ちいい。今でも少し疼いてるみたい」
「ちょっ!」
「あはははっ、疼いてるは少し言いすぎました!」
大きく笑いながら、すみませんと謝ってくる。