オフィスとは違う彼の裏の顔
「南央さん、俺行きたいところがあるんで、付き合ってもらえますか?」
「ええ、いいわよ」
どことは言わず聞かずで、出かけることが決まると、2人とも準備をし始める。
私は着替えて、朝ごはんの支度を始め
金木くんは低血圧なのか、少しベッドの上でぼーっとしてから動き出す。
金木くんが着替えや洗顔を終えるタイミングで、朝ごはんが出来上がり、机に並べた。
「美味しそうですね」
朝ごはんは
私の好きな通販の冷凍パンのクロワッサンと豆乳ハチミツパン
ウインナーと目玉焼きに、コンソメスープ
「「頂きます」」
朝はいつもこんな感じになる
「このパン凄く美味しいですね」
「私の好きなパンなの」
特にこの豆乳ハチミツパンが好き。
豆乳感はそこまでもなく、程よく甘くて凄く美味しい。