オフィスとは違う彼の裏の顔



「ホント⁉︎じゃあこれ下さい!」



私の一言で即決をした新。



「いいの?他は見なくて?」


「はい!だって南央さんが好きって言ってくれたんだし。他は今はいいかなって」



お会計を済ませ、次は私の服を見にいくことに。


といっても好きなブランドとかもないから、フロア内をぶらぶら流し見る程度。



「俺も着てみてほしい服とか言ってもいいですか?」


「言うだけね。それを着るかはわからないわよ」


「はい、えっとですねぇ」



新は携帯を開ける。



「あった!こういうのです」



そう言いながら私に見せてきたのは






「ワンピース?」



「はい!なんかフリフリしたのとか、着てみたらもっと可愛いんじゃないかなって思って」




ワンピースなんて着た記憶は一度もない。



< 125 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop