オフィスとは違う彼の裏の顔
「じゃあ」
ゴクンっと私を息を飲む。
「えっと、南央さんとお付き合いをさせていただいています、金木新です。ご挨拶遅れてしまいすみませんでした。」
深々と頭を下げる新。
「知ってるわよ。南央からよくメールで聞いているもの」
!?
なんてことをっ!お母さん!!!
「えっ⁇」
少し驚いて、目を丸くしている。
「気にしないで」
新には黙ってお母さんには色々話をしていた。
恥ずかしすぎる、、、
「それで?今日はどうしたのかしら?」
ニコニコと分かっているような笑顔で、それでも私たちの口から言わせようとしているのが、丸わかりだ。