オフィスとは違う彼の裏の顔



「ちょっ…え、どういうことよ⁈金木くん!」


彼を起こそうと体を揺するが


「ん…うるさい」


ギュッ




背中に手を回され引き寄せられ、身動きの取れない態勢になってしまう


「南央さん、あと30分寝かせて」


目を閉じたまま、眉間にシワを寄せる。



ていうか、金木くんはいつの間に私のことを名前で呼ぶようになったの⁉︎


どうして⁈




お、落ち着くのよ南央


確か昨日は…



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