オフィスとは違う彼の裏の顔
お風呂
いや、さすがにお風呂まで入るのはね…
自分の部屋、同じ階なんだし
「ありがとう、でも大丈夫よ。部屋に戻れば入れるから」
「いやいや、そんなこと言わないで、もうお湯も張ってるんで。コーヒードリップするのに少し時間かかりますし、ゆっくり入ってきて下さい」
背中を押され、半ば強制的に脱衣所に連れて行かれる
「じゃあ、後で着替え持ってきますね。タオルはそこの棚に置いてあるんで、好きなやつ使って下さい」
洗濯機の上に設置された、収納棚を指を差す。
「わかったわ」
金木くんが脱衣所を出たことを確認し、お風呂に入る。
ちゃぷん…
あーー、久しぶりに湯船に浸かったなー
一人じゃ水道代とかかかるし、時間もないから、いつもシャワーですませちゃんうだよね