オフィスとは違う彼の裏の顔

「南央さんはちょっとここで休んでてください。俺、飲み物買ってきます」



私がベンチに座ると、金木くんは出店の方へ走って飲み物を買いに行ってくれた。



金木くんを待つ間、少し目を閉じてみる。



はぁ…


私がもっと若かったら良かったのに


金木くんともっと遊べたんだろうな






疲れた足の膝を伸ばし、全身蹴伸びをするように伸びる。


んーっ、




ハンバーグ、頑張って作らない…とね…



あれ、なんだか眠くなってきたな…



金木くんが戻ってくるまで、少し目をこのまま瞑ってよう











「っ…だ…」







あれ、金木くんの声がしたような…






< 97 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop