君がいたから
「結愛ちゃん、怖いのにごめんね…
熱高そうだったからつい 」
もうしわけなさそうな顔をして
すぐに謝ってくれる蓮先生…
悪いのはこっちなのに………
「…大丈夫です
私の方こそごめんなさい 」
少しだけ、蓮先生の方を見ると
ニッコリと笑ってくれた。
「やっと、顔見て話してくれたね
先生嬉しいよ。
あとこれからは敬語使わなくて良いから 」
「はい、よろしくお願いします 」
言われたそばから、敬語になってしまうけど
さっきまでの恐怖心は確実に無くなっていた。