君がいたから
メッセージの内容は、私の体調気づかってくれることと、文化祭のことだった。
あと、1週間で文化祭か
楽しみだからそれまでには治さないと…
Lineを返信しようと、文字を打っていると
急に白い電気がついた。
ビックリして前を見てみると、
蓮先生が目の前に立っていた。
さっきよりも驚いて、
思わず距離を取ってしまう。
「…結愛ちゃん 」
「は、はい…」
悪いことしている訳じゃ無いのに
名前を呼ばれると動揺してしまう。
「まだ、何もしてないなら逃げないでよ…
俺、そんなに怖がられてるのか…」
「あはは… 」
ヘコんだ顔をする蓮先生が可愛くて
失礼だけどつい笑ってしまう。
「何、楽しそうに笑っているの
これでもかなりショックなのに…」
「ごめんね…
でも、蓮先生は…全然怖いなんて思ってないから落ち込まないで…」
「結愛ちゃんに怖がられてなくて安心した
あっ、忘れていたけど診察しないと 」