何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜
「だから頭をさげんとってや。俺らの方にも責任はある。」
この関西弁を喋るのは咲人。
軽い感じだが、人一倍周りのことを見ている。
観察力が優れているんだ。
「みんなっ。」
そんな風に思っててくれたんだな。
なんというか、気持ちを言葉で表すのが難しいが。
でも、俺は決めた。
いいや、この話をする前から決めていた。
「俺はここの金龍を解散させないようにアイツらにお願いしてみる。」