何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

「だから頭をさげんとってや。俺らの方にも責任はある。」

この関西弁を喋るのは咲人。

軽い感じだが、人一倍周りのことを見ている。

観察力が優れているんだ。


「みんなっ。」

そんな風に思っててくれたんだな。

なんというか、気持ちを言葉で表すのが難しいが。

でも、俺は決めた。

いいや、この話をする前から決めていた。

「俺はここの金龍を解散させないようにアイツらにお願いしてみる。」

< 102 / 356 >

この作品をシェア

pagetop