何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜
OK。これで何とか集まりそう。
今は昼くらい。
あっ、ウイッグ被ってなかった。
急いでホテルに戻ろう。
人気のない道を通り私は帰る。
「おいおい、姉ちゃん。何してんだ?俺と遊ぼうぜー?」
はぁ、どこのヤンキーですかぁ?
誘い方が古すぎるよ...。
「や、やめてくださいっっ!」
ほら嫌がってるよぉ?
助けない訳にもいかない。
金龍の総長とバレないよね?大丈夫だよね?
「ねぇ、おじさん。」
見たところ40代くらい。
暴走族とは縁がなさそう。多分私を知らないと思うし大丈夫そう。