何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜
「ねぇ、女総長さん。あなたは同盟を組んでいる族が何個かあるよね?」
私は本題に入る。
「っっよく知っているな。あたしの勘だかどこかの族のものか?お前らは。」
お、お、おぉ。
鋭いなぁ。
「それはお前達に関係ない。」
龍、それは私が言おうと思ってたのにぃー。
もう次は私が言うからねっ?
「その同盟を組んでいる人達に白狼探しの協力をして欲しいの。」
どう返ってくるのか。
断られそうだな。でも...
「お願いっ!!」
私は頭を下げる。