何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

そんな時だった。

「きらら、あのね聞いて欲しいことがあるの。」

と言ってきてくれたのは。

びっくりした。

今日そんな風にくるとは思ってなかった。

でも、でもねちゃんと聞きたい。

「...なぁに~?」

少し驚いちゃって返事をするのが遅くなっちゃたなぁ~。

でも、これは真剣な話。

花にとっては泣きたいほどの大事な話。

「花、なんでも聞くよ。」

少し声のトーンが下がっちゃた。

でも、私も真剣にならないといけない。
< 198 / 356 >

この作品をシェア

pagetop