何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜
「きらら、ここから頼みたいことがあるの。」
また真剣な顔に変わった。
私はまた抱きつくのを止め、姿勢を正す。
「うん、出来ることなら何でも引き受けるよ~。」
最初から協力するつもりだった。
私を頼ってくれてありがとう。
嬉しいよ・・・。
「あのね、彼はここの大学にいるの。」
「え?」と言ってしまった。
あっ、そうか。そういう事ね。
だから今日見つかったんだっ。