何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

俺のこの想いを向けていた花はここには居ない。

これからも・・・。

じゃあ、どこにこの想いをぶつけたらいいのか。

どこに向けたらいいのだろうか。

『・・・っ。』

泣くなっ、止まれ。止まれ止まれ。

今まで1年半必死に耐えてきただろ?

その努力が無駄になる

やめろ、泣くなよ俺。

『なんで止まらないんだよっ』

どうやら俺の感情は自分自身で操れないらしい。

男が泣くなんて・・・。

それも花と会えないこと。

会ったら行けないのに会いたいという矛盾。
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