何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

「もうちょっとで春の本心が聞き出せそう。」

「そうか」と言った翔は少し嬉しそう。

それは電話越しでも分かってしまった。

「あと一歩だから、もう少し待っててね。」

皆も春に会いたいだろう。

急がないとっ・・・。

「それでね、今日電話をしたのは他の件についてなの。」

こっちが本題だ。

「なんだ?」

「最近、星竜を見に行ってないと思って。久々に元幹部そろって見に行かない??」

春以外...だけどね.....。

皆も春がいなかったら寂しそうにするかなっ。

「あぁ、俺もそろそろ行こうと思ってたところだ。」

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