何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜
そうだな、これは"逃げ''だ。
あの時、離れたのも...。
今も、"逃げ"だ。
花に嫌われるのが怖かった。
俺がどうしたいか。それを認めるのが嫌で逃げた。
もう俺は楽になっていいのかな...?
また花と笑っていていいのか...?
「あなたが春だって事も分かってる。倉庫で会った時、すぐに分かった。嬉しくてたまらなかった。春が星竜を思ってくれていること。今も、後ろ姿を見ただけでわかったよ?」
これだけ変装しているのに分かったのか...?
しかもこんな夜に後ろ姿だけで分かるなんて...。